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ドイツ産『プラム』の リキュール&ブランデー
「オルデスローエ プラウメ」「シュペヒト ツヴェチュゲンヴァッサー
「シュペヒト スリヴォヴィッツ

6月です。雨季であるこの月は傘が必需品で、連日の雨は気分も滅入らせます。この雨の多い時期を梅雨と言い、その始まりを「梅雨入り(つゆいり)」や「入梅(にゅうばい)」と言い、梅雨明け(出梅)すると本格的な夏の到来と言われています。
さて、この梅雨には「梅」という字が用いられています。その由来は、梅の実の短い旬がちょうどこの時期にあたるから、または「毎」日降ることから「梅」という字が当てられたなどの説もあります。
梅は英語で一般的にプラム(仏語でプルーン、そしてドイツ語でプラウメ)と言われますが、プラムは西洋スモモを意味します。あまり知られておりませんが、実は"プラム"はとても沢山の効能をもつスーパーフルーツで、とても珍重されていたのです。
気温や湿気も高く不快なこの梅雨期の夜、このスーパーフルーツ"プラム"のお酒を飲んで、リフレッシュしませんか?
そこで、今月はドイツからプラムのリキュール"オルデスローエ・プラウメ"とプラムのブランデー"ツヴェッチュゲンヴァッサー""スリヴォヴィッツ"をご案内致します。

OLDESLOER Pflaume
(オルデスローエ プラウメ)

完熟した「紫色スモモ」の果汁を蒸留酒コルンにブレンドした、風味豊かで円熟したプラム独特のふくよかな果実味が特徴。甘酸味のバランスもよく美味なリキュール。オン・ザ・ロックやソーダ割りなどでお手軽に美味しくお楽しみいただけます。

SPECHT Zwetschgenwasser
(シュペヒト ツヴェチュゲンヴァッサー)

良質でやや大粒の「紫色スモモ」(プラム)を厳選して造った無色透明のフルーツブランデー。切れ味の良い風味と豊潤なプラムの香りが特徴。

SPECHT Slivovits
(シュペヒト スリヴォヴィッツ)

東欧産の良質の「紫色スモモ」を蒸留し、オーク樽で熟成させた東欧特産のシュナップス。淡い琥珀色をしたプラム特有の風味が豊かなブランデー。

プラムの歴史

カスピ海沿岸のコーカサス地方で誕生したプラム(西洋スモモ)はローマ帝国の書物にも登場しており、紀元前にはヨーロッパ各地で栽培されていたと云われています。その後、大航海時代にアメリカへ渡り、19世紀頃にはカリフォルニアで大量に生産されるようになりました。
日本へは西洋スモモではなく中国原産のスモモが奈良時代に伝わったとされています。古事記や日本書紀、和歌にも登場しており、スモモは古くから日本人に馴染み深い果物といえるでしょう。
スモモが日本で栽培され始めたのは明治時代になってからで、それまでは「酸っぱい桃=酸桃(スモモ)」として軽んじられていました。本格的に栽培が行われるようになったのは、アメリカに渡ったスモモが品種改良されて日本に入ってきた大正時代に入ってからのことです。

プラムの効能

中国などでは肝を養うものとして、特に重宝されてきた果物です。
プラムは生ではなく、乾燥させた方が格段にカロチンやカリウム、そして鉄やカルシウムなどが豊富に含まれていると云われています。また、アントシアニンやソルビトールもプラムの成分の大きな特徴です。
アントシアニンは眼精疲労の回復に、食物繊維が豊富に含まれているソルビトールは腸のぜん動に効果があるので便秘の予防や解消に、鉄分が貧血の予防や解消に、ナトリウムを排泄するカリウムが高血圧の人に…と様々な効果があり、また酸味成分にはクエン酸、リンゴ酸、コバク酸が含まれており、これらが疲労の回復や食欲の増進にも効くと云われています。
また、飲兵衛の方々には嬉しい効能として、クエン酸・リンゴ酸などの酸味成分が肝機能を向上させ、二日酔いの症状を軽減してくれる効果があり利尿も促します。二日酔いには生で食した方が良いようです。