スーパーフルーツ "りんご" で
秋の旬を先取り!
秋から冬にかけて旬の果実"リンゴ"。早生種は今月9月から出荷が始まります。リンゴは世界中で食され、愛されている果実の代表のひとつです。
イギリスでは、「An apple a day keeps the doctor away. (一日一個のリンゴは医者を遠ざける) 」、また、中国でも「りんごを食べると医者いらず」という諺があるほど栄養価が高く様々な効能を持つ果実がリンゴです。日本でも、子供の頃など風邪の時にリンゴをおろして食べた記憶は皆様ございませんか?
リンゴは年間を通して出回り、品種により旬になる時期にズレがありますが、やはり秋から冬にかけてのものが香り高く美味しいようです。多少前後しますが、9月〜10月熟すものを「早生」品種、10月〜11月熟すものを「中生」品種、11月以降に熟すものを「晩生」品種と云います。
今回は、弊社が自信を持ってオススメする"リンゴのリキュール"をご案内致します。
■ オルデスローエ "ザワーアプフェル"
「ザワー」とは"酸っぱい"という意味。フルーティーでさっぱりとした甘酸味はオン・ザ・ロックでも十分に美味しく召し上がれます。トニックウォーターで割るだけで美味なロングカクテルの出来上がり!
リンゴのルーツ
リンゴの栽培は新石器時代の8,000年前から始まった(トルコでは約8,000年前の炭化したリンゴが発見されていて栽培、食用されていた)とされ、紀元前1300年頃にはナイル川のデルタ地帯でリンゴの果樹園があったようです。
リンゴの原産地は中央アジアの山岳地帯、またコーカサス(カフカス)地方〜西アジアにかけての寒冷地とされ、そこからヨーロッパとアジア、2つのルートへと広まったそうです。
ちなみに現在の生産量世界一は中国(全生産量の約4割)です。アメリカ(生産量世界第二位)には、移民によって17世紀前半に伝わり、品種改良が盛んに行われました。
日本に渡来したのは、平安時代から鎌倉時代の頃に中国から「林檎」の漢字と共に伝わり、その当時は粒が小さい野生種で、食用ではなく主に観賞用だったそうです。(日本では伝来当時から「利牟古(りむご)」と呼ばれ、現在の「リンゴ」と呼ばれるようになったのは江戸時代になってから)今日、我々が食用として栽培されているのは「西洋リンゴ」と云い、明治に入りアメリカから70品種以上のリンゴを輸入したのが始まりで、それから栽培に成功し現在では約30品種にわたるリンゴが市場に出るようになったようです。
"リンゴ" パワー
リンゴはミネラルが多く含まれ、具体的にはカルシウム、リンが多く、ナトリウム、カリウム、硫黄、鉄、マンガン、などが含まれています。その為、リンゴを毎日3個以上食べると血圧が下がり脳卒中や高血圧になりにくいと云われています。
他にも、胃病の人にリンゴ果汁を与えると胃カタル胃炎などの酸の少ない人は酸が増し、胃液の分泌を進めて消化が良くなると言われており、また、リンゴ果汁は胃液の酸の他にも赤血球を増す効果もあります。
疲労状態の時には、体内のアルカリ分をリンゴの酸が中和し、疲労回復効果になるのです。
今宵爽やかな「リンゴのカクテル」で、仕事で疲れた体を癒してみては?