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旬の味覚 "イチジク" のお酒 〜オルデスローエ "ファイゲ"
(2021/8/1)

夏に旬を迎える果実は沢山ありますが、あまり知られておりませんが「イチジク」もそのひとつです。
イチジクは、初夏から夏にかけて実がなるものと秋に実がなるもの、そして夏と秋の両方に実がなるものがありますが、一般的な露地物の収穫期は8月〜10月頃です。また、ブドウに並びとても歴史ある果物で、旧約聖書のアダムとイブが裸を隠すのに使ったのもいちじくの葉です。エジプトの壁画などにも描かれています。

◆オルデスローエ ファイゲ(Oldesloer Feige)
「ファイゲ」とは、"イチジク"という意味。イチジクは、そのものの持つフレーバーとしては必ずしも強いとはいえないが、オルデスローエ社では、イチジクの上品でほのかな香りを最大限に生かし優雅で気品のある逸品に仕上げている。

―イチジクのウンチクー

イチジクは、クワ科イチジク属の落葉高木で、一般にその果実のことを指します。原産地はアラビア南部、西アジアに古来より生息し、メソポタミアでは5千年以上も前から栽培されていたことがわかっています。最近になって、1万年以上前の新石器時代の遺跡からも炭化したものが発見され、栽培化された世界最古の果実ではないかとの説も出ています。日本には江戸時代に中国を経由して長崎に入ってきたと云われています。
イチジクは古来より"不老長寿の果実"と云われるほど栄養価が高く、日本に伝来された当初は食用というよりも薬用(薬樹)だったようです。漢字では「無花果」と書きますが、花がないわけではなく、実の中に小さな花をつける為、外からは見えないのがその由来だそうです。